主に卒研配属前の学域生へ向けた研究室の情報

研究室の見学

o e l b y s . a . e . c j p n a @ u a l b u c a . p へのメールを以て、研究室見学を一年中受け付けています。実地と遠隔(Zoom)のどちらでも対応します。教員と会話する場と研究室の学生と学生同士だけで会話する場を希望に応じて用意します。

研究室の運営

増田研究室と共同で研究室を運営しています。以下の項目を一緒に実施しています。

  • 週 1 回の研究室ミーティング(論文輪講、研究発表)
  • 卒研配属直後の勉強会の一部(プログラミング、離散構造とアルゴリズム)
  • 飲み会(コロナ渦のため、ほとんど開催できていません)

一方、以下の項目は主任指導教員ごとに別々に実施しています。

  • 個別の研究打合せ(ここのところは 2 週間に 1 回の頻度)
  • 卒研配属直後の勉強会の一部(計算力学)
  • 研究テーマの決定(研究テーマのアイデアを明確に持っている学生とは話し合って一緒に悩んだり、それほど明確に持っていない学生にはこちらから提案したりします)
  • 対外発表の方法と時期の判断(後述します)

直接的に関係する授業科目

研究室見学で質問に挙がる「必要な予備知識」についての情報です。研究室配属時に「必要な予備知識」は学士課程 3 年次までの授業科目の内容です。特に、本研究室に直接的に関係する授業科目は以下の通りです。

微分積分学第一第二
線形代数学第一第二
数学演習第一第二
解析学
工学基礎数学および演習
微分積分も線形代数もよく登場しますベクトル解析も登場します。研究に関係する書籍や論文を読むためには、これらが必要です。
数値解析 数値解析も数学の一分野です。授業範囲外の数値解析手法も多数登場しますが、その都度学修していけば良いです。選択必修科目ゆえに履修していないという場合も同様です。
材料力学および演習 材料力学に限らず、弾性力学塑性力学連続体力学破壊力学なども登場しますが、その都度学修していけば良いです。
知能機械工学基礎実験第一第二
マシンデザイン B
など
いくつかの科目には有限要素法解析(FEA)計算機支援工学(CAE)が含まれています。授業では解析ソフトを使用するだけですが、本研究室では解析ソフトの中身の技術を研究しています。
基礎プログラミングおよび演習
プログラミング演習
本研究室が主に使用しているプログラミング言語は C です。Pythonシェルスクリプトも補助的に使用しています。プログラミングは学問というよりスキルですので、心配せずとも研究活動の中で経験を積めば身についていくと思います。
Academic English
Technical English
英語も、プログラミングと同様に、心配せずとも研究活動の中で経験を積めば身についていくと思います。

以上の授業科目で優秀な成績を修めていなくても問題ないですが、習熟度が低い内容や忘れている内容はいつでも復習できるようにしておくことが大事です。また、研究活動の中での学修は書籍や論文からの自学自習が主になるため、授業の教科書などの書籍を読み込む経験を積んでおくと良いです

研究指導方針

良い研究を行うためには学問、スキル、ツールの三つの柱が必要という研究指導方針です。それぞれの意味は以下の通りです。

学問(数学、力学など)
体系的な知識、理論、原理、本質、それらに伴う方法や考え方
スキル(プログラミング、英語、文書作成、プレゼンテーション、思考スキルなど)
経験によって身につく個人の技能、腕前
ツール(ソフトウェアや計算機の使い方、ノウハウ)
道具の使い方やノウハウを知っているということ

三つのうちの一つでも欠けると、いまいちな研究になってしまうように感じています。まず、学問が欠けると、研究というより開発になってしまいます。研究を伴わない開発では経験の量が物を言うため、学生が開発を行おうとしても素人的な思いつきのアイデアで突き進むことになりがちです。次に、スキルが欠けると、研究活動の制約となります。たとえば、プログラミングを行わないと、アイデアがあっても形にすることができません。最後に、ツールが欠けると、手を動かして結果を得るという行為が一切できなくなります

学生の対外発表

卒業論文、修士論文、博士論文は基本的に学内だけのものです。そのため、研究成果は対外発表(社会発信)しています。方法は主に、ジャーナル論文投稿(文書による対外発表)と会議発表(プレゼンテーションによる対外発表)の 2 種類です。方法と時期の判断は各人の研究状況次第ですが、理想的・希望的には以下の通りです。

  • 主に B4 時の研究成果を以て M1 の前半に最初の国内会議発表
  • M1~M2 の間に最初の国際会議発表
  • M1~M2 の間に合計 3~4 件程度の会議発表
  • 主に M1~M2 時の研究成果を以て最初のジャーナル論文投稿
  • D1~D3 では年 1 編のジャーナル論文投稿と年 2 件程度の会議発表

これまでの対外発表リストはトップページに掲載しています。ちなみに、国際会議プロシーディングは、国際会議発表に伴って発行される論文のことです。プロシーディングを伴う国際会議発表と伴わない国際会議発表がそれぞれあります。

卒研配属について

卒研配属の全般的な方法については類からアナウンスがあります。例年通りの場合、助教の研究室の配属定員は 2 名です。

仮配属決定の前に、教員が配属希望学生と面接を行うことになっています。選考を伴わない場合は、ただの個別打合せのような面接になります。一方、選考を伴う場合は、研究室の学生も面接に同席します。教員が主導的に選考しますが、研究室の学生との合議も行います。卒研配属後は研究室の学生と長い時間を過ごすことになるため、このような方法にしています。選考は面接内容、学業成績リストなどから総合的に行います。